美しい韓屋茶院、壽硯山房

今回はソウル市民族資料11号にも指定されているという両班(ヤンバン、韓国の貴族)のお屋敷を使ったカフェ、壽硯山房(スヨンサンバン)を御紹介します♪

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1年ぐらい前だったでしょうか、大学院の同級生達(韓国人マダム多し)に 「漢城大(ハンソンデ)の近くに物凄く素敵なお屋敷カフェがあるから行きましょうよ!」 と誘われたのに、ちょうど用事が重なってしまって行けなかったなんてことがありました。 そう、それがこの壽硯山房だったんです。 すっかり名前も忘れていたのですが、最近友達から借りた 「CREA 韓国特集号」 をパラパラっとめくっていたら・・・ 「あ、ここってもしかしてマダム達が言ってたカフェじゃない?」 と気が付いて。
(あ、私は大学院の博士前期課程は東京で修了し、後期課程はソウルだったんです。)

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でもCREAさんではこの見開きページでさらっとしか紹介されていない上に、所在地情報も字が小さすぎ&背景の濃い色に潰されていて読めなくて・・・。><  「このページだけ見て実際にここに行ってみようという人はまず居ないだろうな」 という感じだったのですが、私は行きました!! だって韓国マダムの超オススメ茶房ですものっ 066.gif

早速インターネットで 「壽硯山房」 を検索してみたのですが、本当に情報が少なくてビックリしました。 「スヨンサンバン」 なのに、なぜか 「スヒョンサンバン」 と間違って記載されているページがやたら多かったし。 「地下鉄4号線漢城大(ハンソンデ)駅から84番バスに乗って・・・」 と書かれているサイトも多かったのですが、駅前に84番バス乗り場なんて無いので注意。 後でお店の方に伺ったら、バスの場合は1111番か2112番とのことでした。 路線変更があったのでしょう。

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今回私と友達は仕事帰りに漢城大(ハンソンデ)駅で待ち合わせて行ったのですが、辿り着くまでに本当~~に苦労しましたっ!! 「有名だろうからすぐ分かるだろう」 なんて思っていたのが大きな間違えで・・・。 バス乗り場がなかったのでタクシーに乗って 「スヒョンサンバンまで」 と言っても 「え、それ何ですか?」 と言われてしまいました。。 そりゃそうだ、正しくは 「スヨンサンバン」 なんだもの。 念の為にプリントアウトしてきた紙を見せてもハングルで書かれていたわけじゃなかったので運転手さんも分からず・・・。 やはり漢字じゃ分からないみたいです。 私が持っていた紙に 「城北2洞事務所近く」、とあったのでそう伝えると、親切な運転手さんはわざわざ電話局で番号を調べて事務所に連絡して下さったのですが、その事務所の方も分からないご様子でした。。 しまいには 「それって三清閣(サムチョンガク)とは違いますか?」 と言われる始末・・・。 多分、正しく 「スヨンサンバン」 と発音していたとしても、分かって貰えなかったような気もします。 そもそも 「산방、サンバン」 って発音も日本人には難しすぎるし・・・とほほ。(何度も聞き返された) 辿り着くまでにかなり凹みました。。

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それだけに、辿り着いた時には感動もひとしお・・・ 壽硯山房は期待通りの素晴らしいお屋敷でした!!

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     こういうお庭がキレイな場所は、やはり春夏に行くに限りますね♪ 056.gif056.gif056.gif

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     天気が良い日はこんな縁側(?)でお茶を頂くのも素敵。
     蚊に刺されやすい私はもちろん室内に入らせて頂きますっ ^^;

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夕方とはいえ、さすがに平日だけあってお客さんも主婦の方を中心に数組しか入っていませんでした。 カフェ(茶房)というよりも何だか普通のご家庭を訪問させて頂いたような感じ。 入口で靴を脱いで上がります。

・・・と、ここで私達は 「靴脱ぐのっ!?」 と大慌てっ。 だってここの縁側、誰でも気軽に入ってこられそうで 「万が一靴が無くなったらどうしよう」 と心配になっちゃったんです。 そこで、上着にさっと包んで中に持って入っちゃいました。 いや~、どうでもいい靴を履いてる時ならいざ知らず、お気に入りの靴をあそこで脱ぎっぱなしにして中に入るのはちょ~っと抵抗ありました。 「ここに来る時は靴を入れるためのビニール袋必携だね」 「そうだね」 メモメモ。

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小さい急須がたくさん! 年末、台湾に行った時のことが夢のように思い出されます。
(気になる方は右のバーのカテゴリ 「台湾旅行」 からどうぞ~ 千と千尋の神隠しの茶房にも行きました☆)

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   こういうの ↓ 韓国アンティーク街の踏十里でも売ってました。 素敵です。 →過去記事

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   う~ん、可愛い!! これを見るたびクリスマスの靴下を思い出してしまう私ですが・・・

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     鮮やかで美しい色彩のポジャギ (韓国のパッチワーク)。

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 メニューが来ました。 さあ、何を頼みましょうか・・・ドキドキ。016.gif

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・・・と思ったら、およよ?? メニューが韓国語オンリーでございます。 私達はとりあえずハングルは読めるし、メニューぐらいならどんなものなのか大体分かるので問題はありませんが、普通の外国人観光客にとってはかなり困っちゃう感じのメニューです。

「辿り着くのも大変だし、靴も自己管理必須だし、メニューも韓国語オンリーだし、あらゆる意味でハードル高し」
「・・・だね ^^;」

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   こちらはテチュ茶。↓  ナツメの実と砂糖、蜂蜜を煮込んだものです。 好き嫌いのあるお味かな?
   でもお肌にはと~っても良いんですよ♪

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そしてこちらは普洱茶(プーアール茶)。 韓国語では 「ポイ茶」 と言います。 ↓

神妙な顔をした友達がひとこと、「韓国の人達の前でプーアール茶って言わないほうがいいよ。 プーアールっていうのが韓国語で女性器を意味するんだって。 私、以前韓国の人達の前で 『プーアール茶、プーアール茶』 って言ってたら 『それ、言わない方たいいと思います・・・』 って言われた」 ですって! き、危険危険っ

念の為SY(夫)に確認してみたところ (←015.gif確認したんですか?)、最初は 「は? 何のこと?」 と全く分かっていませんでしたが、私が何度もしつこく発音を変えて言ってみたところ (←015.gifえ・・・?)、「あー、人によってはそう聞こえる人も居るかもね。 でもそんな人は変態!」 だそうです。 なはは。。

失礼致しました。

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あ、上の写真の右下に写っている白い油菓(ユグァ)はサービスで付いてきます。

でもせっかくだし他のスイーツも頼んでみましょうか、ということになり・・・

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こちらも韓国語オンリー。 1人分5000ウォンということは分かりますが、それ以外は説明がまどろっこしくて私達の韓国語能力では理解するのが難しく、、、 お店のアジュンマに 「すみません、どれが美味しいですか?」 と伺ってみたところ、上から2番目のお餅をオススメしてくださったので、大人しくそれを1人分お願いすることにしました。

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きな粉ラバーの私としては、こういうタイプのお餅はドンピシャリです。016.gif

きな粉で思い出したんですが、うちの大学の教職員食堂でたまに出るビビンバ、きな粉がかかってるんですよね・・・。 うちの食堂以外の場所できな粉がかかってるビビンバを食べたことがないんですけど、これって韓国ではよくあるものなんでしょうか? それともうちが変わっているだけ・・・?

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オシャレをして来ていた韓国アジュンマ4人組。 アジュンマ、なんて言ったら失礼か。 マダム、ですよねっ

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韓国ではこうやって床に座るのは日常茶飯事ですけど、皆さん足腰痛くないのかな~と純粋に心配になります。 日本みたいに掘りごたつ式になっている床って無いですし。 私はこういう風に床に座るタイプのお店で食事をするのはあまり好きじゃないのですが、日本の皆さんはいかがですか? 韓国では女性もあぐらをかいてOKですが (目上の方の前では避けた方がいいです)、スカートを履いている時はそうもいきませんし、床座りだと食べてるうちにお腹が圧迫されてくるのもちょっと・・・。 激寒の真冬ならオンドル(床暖房)が効いていて嬉しいこともありますが、夏は絶対テーブル派の私です。 床に座って食事をすると、なんとなく人と人との心理的距離が近くなって話が弾んだりするのも確かなんですけどネ。

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上のアジュンマ4人組が去った後、お店の方が親切に 「よかったらこちらの席にどうぞ」 と言ってくださったので遠慮なく移動させて頂きました。016.gif わーい、まさに 「CREA」 の写真と同じお席です♪

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   ね? 同じでしょ? ^^ 松下奈緒さんと同じ席に座っちゃいました~ 016.gif

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お店のアジュンマ、平日でお客さんも少なく暇だったのか (←失礼、、) 私達のところにやってきておしゃべりを始めました。^^; 聞いたお話では、日本人のお客さんも結構いらっしゃるそうですよ~。

「メニューは韓国語だけですけど、皆さんどうやって注文なさるんですか?」 とうかがったら、「柚子茶、とか餅 (「モチ」、という日本語はアジュンマも知っているようでした) 、って言うから 『はい、これです』 と言ってオーダーを取っている」 のだそう・・・。 つ、つまり日本の方々は「柚子茶」 と 「餅」 ぐらいしか注文出来てないってことですよね・・・? ^^;

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そんなわけであらゆる意味でハードルが高いここ壽硯山房さん、ソウルナビさんかコネストさんあたりにぜひ特集して頂きたいな~と思います。 あ、でもその前に私がカフェ本に収録しますけどっ 063.gif

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素敵な韓屋のカフェ、壽硯山房さんはいかがでしたか? 観光客には若干ハードルが高いと感じたものの、お店の方もとてもフレンドリーで感じが良かったし、実は三清洞(サムチョンドン)からもそんなに離れていないので、お時間があればぜひ1度行ってみて頂きたいと思います。 三清洞からならタクシーに乗っても15分はかからないんじゃないでしょうか? ちなみに三清閣までは1.4キロの標識が出ていました。 最寄は地下鉄4号線漢城大(ハンソンデ)駅ですが、スムースに行ってくれればタクシーで5分ちょっとで行くはずです。 バスもありますが、最寄バス停から少し歩きますし分かりづらいので、やはりタクシーを使うのをオススメします。 「城北(ソンブッ)2洞(イドン)事務所(サムソ)」 のすぐ近くなので目印に。 タクシーの運転手さんにもそう伝えると良いでしょう。 帰り道は駅まで歩いてもいいし、途中からバスに乗ってもOKです。 (実は、駅までの道なりでも素敵カフェを発見したので、次回UPしますね☆)

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個人的には、お店のアジュンマがノリノリで私のカメラを使って記念撮影をしてくれたのがツボでした。003.gif
最初は 「観光客だと思って親切に撮ってくれているのかしら」 と思っていたのですが、「ありがとうございます」 と言っても 「まだまだ」 と撮り続け ^^; トータル8枚も撮ってくださいました~。 わざと斜めアングルから撮ってくださったものもあり(笑) 感謝感謝! ぶっちゃけ8枚中5枚はピンボケになっちゃってましたがそれもご愛嬌。 趣のある伝統家屋で美味しい伝統茶を頂きながら親切な韓国アジュンマともお話が出来て、なんだかとっても幸せな気持ちになった午後のひと時でございました。^^

名刺を頂いてきたのですが、名刺には所在地の住所は載ってなくて(汗)、電話番号だけ記載されていたので書いておきますね。 02-764-1736です。

追記:・・・と思ったら、上の方の写真の石版の中に所在地が書いてありました。
   ソウル市城北区城北洞248番地、だそうです。


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今、研究費助成を受けて行っている仕事が1つあるのですが、今月中に仕上げないと返金しなきゃいけないので(汗) これから少々更新頻度&コメントのお返しが遅くなるかもしれません。(コメント、いつも本当に楽しみに拝読させて頂いてます!!040.gif) 写真もいっぱい溜まっているので出来るだけお蔵入りさせないようにUPしていきたいと思いますので、気長~にお待ちいただけたら嬉しいです。


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by yossy_kr | 2010-06-24 00:00 |     城北区


2007年よりソウルで暮らすyossyの備忘録。ご連絡はツイッター(@yossywld)まで♪ instagram(@yossy_wld)もやってます。画像・文章の無断使用を禁じます。


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