ポジャギが習えるカフェ・ソンクッセサン @ホンデ
1ヶ月以上前になりますが、「わたしのポジャギ」 というタイトルの記事をUPしました。 いつかポジャギを習ってみたいと書いたところ、たくさんの方からオススメのお教室やアドバイスを頂戴しまして (皆さま本当にありがとうございました!)、私のヤル気も最高潮に♪
あの後すぐに 我が家からも近いソンクッセサン(손끝세상)というポジャギを教えて頂けるカフェに行って参りました。 お店情報はコネストさんの記事にありましたので、そちらを参考になさってくださいね。
場所は、コーヒープリンス1号店のすぐ近くです。 もしかして…と思っていたのですが、やっぱり私が何度も通って気になっていたお店でした。 外観はちょっとアレな感じですが、、ホンデで伝統茶が飲めるという点と、何よりポジャギを教えてもらえるというのがユニークですよね。
この日はまみをさんにご一緒して頂きました。
以前からよくブログにコメントをくださってた まみをさん。 私は自分から積極的にブログを通じて友達を作ろうというタイプではありませんが (万が一 怖い目に遭ってもいけませんし…)、彼女とは 「旦那さんとはイギリスで出会った」 という共通点があったり、その他 ふと気になることもあったりしたので、少し前から 「チャンスがあれば いつかお会いできたらいいな」 と思っていたのです。
が、「チャンス」 はそう簡単に歩いてきてくれるものではありませんよね。 そう、自分で作らないと…。 そんなわけで、たまたま彼女がソンクッセサン情報をコメントしてくれたのを幸いに、ずうずうしくも一緒に行って頂くことにしちゃいました。
ホンデの 「ジェネラルドクター」 でお昼ご飯を食べた後、てくてく歩いてソンクッセサンへ。
最近のカフェはどこも凝ったインテリアでオシャレなイメージですが、正直、こちらのお店はあまりオシャレ度は高くない感じ。 どちらかというと庶民的といいますか、普通の住宅をちょっとリノベーションしただけの気軽なお店でした。 店内にはあちこちにポジャギの作品が展示されていて、それはなかなか良い感じ♪ 勝手な憶測ですが、ここはお茶だけしに来る人は少ないお店なのかもしれません。
店内ではキットが売られているので、その中から好きなものを選んで購入します。 私達が挑戦したのは、小さなコースター。 7~8種類ほどあった気がしますが、どれも1万ウォンでした。
1階のカフェ部分でお茶を飲みながら教えて頂けるものだと思っていたら、「2階に行ってください」 と言われ、鍵のかかったドアを開けて頂いて2階へ。 (やっぱり一人じゃなくて良かった~!^^;)
優しい色合いの作品がいくつも展示されていました。
2階は小ぢんまりとした 「お教室」 の雰囲気になっていました。 カフェの面影は全く無く、ちょっとしたカルチャースクールみたいな雰囲気です。
奥の部屋には何とベッドがありました!(笑) 何事かと思ったら、ゲストハウス的なこともやっている模様。 どうりで2階は 「靴を脱いで上がってください」 と言われたワケです。
では早速レッスンを始めましょう☆ 手前が私が選んだキット、後ろはまみをさん。
ポジャギを教えていただくには事前に電話予約が必要なのですが、日本語不可だったため、仕方なく韓国語で予約を入れたんです。 そしたら、レッスン自体は日本語でやって頂けるとウェブサイトにはあったはずなのに、実際には韓国語オンリーでレッスンされました。。
まだ韓国に来て間が無いまみをさんは 「日本語でレッスン可ってあったのに…」 と言ってたけど、考えてみたらこれは多分私のせいです。。^^; ゴメン、、
ハッキリ 「日本語でレッスンお願いします」 と言っておくべきだったのに、「日本人2人で行きます」 とだけ伝え、肝心の 「日本語でレッスンお願いします」 を言い忘れてしまったのです。 「日本人2人が行きます」 と言えば自動的に日本語でレッスンしてもらえると思ってしまっていたけど、考えてみたら韓国語で予約電話を入れてるわけだから、「韓国語でも大丈夫だろう」 と思われたのかもしれません。
でも、韓国に来てまだ半年程度のまみをさんが ありえない位のレベルの韓国語能力があってビックリしました。 先生の言うことをかなり理解していたようでしたし、私はもうビックリ!
いくら韓国語が日本語と同じ膠着語で 似通った言語だといっても、1から学び始めた人が半年であそこまでなれるものかしら…
世の中には言語能力に長けている人が稀に居ますが、彼女がそうなんだなぁ…と感心しました。 もちろん物凄い努力をしているだろうというのは言うまではありませんが、それ以前に言語中枢の構造が私のそれとは全く違うのだと思われます。^^; 私なんて韓国語をまともに勉強してこなかったため、5年住んでいてもこの程度のレベル… 本当にお恥ずかしい限りです…トホホ。
気を取り直して…
先生役の若い店員さんは、とても気さくで親切な感じの人でした。^^ ただ、教え方はなかなかスパルタ式! いくつかのポイントと縫い方を教えてくれた後、「何かあったら内線で電話してください~」 と1階のカフェエリアへ戻っていってしまいました。 ま、まさかの放置です!!^^;
そんなわけで、有る意味気楽~な気分で2人でおしゃべりしながらチクチク縫い続けました。 音楽も全くかかっていないシーンとした空間で黙々と作業を続ける私達…。 やっぱりここは1人で行かなくて正解でした。
だいぶ形になってきました。 途中途中で内線をつかって先生を2階に呼び戻し (笑)、次のステップを教えてもらいます。
と、まみをさんは途中で 「心が折れました」 と言ってギブアップ。 「心が折れました」 を5回は繰り返していて本当に可愛い&おかしかったです。
彼女もブログに書いてたけど、手芸をしたことが無い人にとってポジャギは、コースターのような小さなものであっても少々難しいというか、慣れるまでに少し時間がかかるかな…。 逆に、ポジャギは初めてであっても パッチワークを始めとする手芸をやってきた人にとっては、あまり難しく無いものだと思われます。
ソフトに見えて結構スパルタな先生、まみをさんに 「今ここでやめちゃいけませんよ! 縫い合わせるまでは頑張りましょう!」 と厳しく叱咤激励していました。 それでも 「私は今日はもうやりません」 と動かないまみをさんにはウケました!
チキンな私は、先生が階段を上って来る足音がする度、「ほら、先生が来るから、布を切るフリだけでもやってやって!」 と彼女を激励。 ←なぜ私が焦る?!
まみをさんを待たせるのも悪いな…と思いつつ、途中で止めたら続きを家でやる自信が無かったので、私は無理やりお教室で全て終わらせました。
掛かった時間は約2時間半。 先生には 「速いですね!」 と褒められましたが、縫い目も粗かったので こんなものだと思います…。 ちなみに先生は 「2ミリ程度の間隔で縫ってください」 と教えてくださったけど、後で1階にある作品を見てみたら、もっと細かく縫ってあるものが多く、やはり細かければ細かいほどキレイに見えるなと思いました。(私は途中から1ミリ間隔にしました)
まみをさん曰く、刺繍博物館で見たポジャギの作品の中には 縫い目がガタガタ曲がっていて、縫い幅も数センチ単位(!)という かなり雑な作品もたくさんあったそうです。 数センチの縫い幅ってどんなもの!?
今では芸術品のように扱われているポジャギですが、その昔は庶民が余り布でちょこちょこっと作って気軽に使っていた 「生活に密着したもの」 だったのかもしれませんね。 パッチワークというもの自体、余り布を捨てずに有効活用するという 「庶民の知恵」 なわけですから、ポジャギも 「キレイに作らねばならない」 と肩肘張らず、もっと気楽にやっていいものなのかも。
(でもやっぱり、どうせ作るならキレイに縫いたいと思っちゃうんですけどネ。^^;)
レッスンの後は、1階に移ってティータイムをしました。
日本人のお客さん達の声もしていましたが、お茶だけ飲みに来たのかな? それとも、1階でもレッスンをしてくれているのでしょうか。
こういったポジャギの作品も、ただ漠然と見ていただけの時と 実際に自分が作ってみた後とでは、見方が変わった気がします。 やっぱり、縫い目の幅とか糸の処理の仕方に目が行ってしまいますね。
日本語のポジャギの本も色々置かれていました。 きっと、日本人のお客さんも多いのでしょう。
目も肩も疲れていたので、温かい柚子茶をオーダー。 完成したばかりのポジャギのコースターをカップの下に敷いてみました。 うん、色んな使い方が出来そうです☆
(でも正直に言うと、ポジャギのコースターってあまり好きじゃない、、、 ←ガガ~ン…)
本当はポジャギを極めて(?) 部屋に飾る大型タペストリーを作りたいなんてずうずうしい事を考えていたのですが、引越し後に部屋をアレンジしていたらあまりポジャギは合わない雰囲気になってきてしまったので、今のところ保留にしてあります。 でもせっかく習ったのですから、また手芸がしたくなった時には、何か小さなものからチクチク縫ってみようっと。^^
この日の様子は、まみをさんもブログに書いてらっしゃいます☆ → その1、その2
まみをさん、ご一緒頂いてありがとうございました。^^ と~っても楽しかったです。
でも今度は手芸抜きで(笑) 気軽に遊びに行きましょうね☆
さて。 どんどんお蔵入りの写真が増えていってしまっているのですが、少しだけ救出したいと思います。
夏休みに東京に帰省した時に友達と行った 銀座のブルガリレストランです。
最近銀座はこういう感じのオシャレレストランが多いですね~
落ち着いた大人の空間、という雰囲気でした。 お味は可も無く不可も無くだと思いましたが、たまには ああいう雰囲気でシャキッと背筋を伸ばして食事するのもいいかな。
そして彼女からサプライズでデザートプレートが! 何と、半年以上も前に出版した 『su・te・ki ソウル雑貨』 出版のお祝いをしてくれました!
普段ソウルでもしょっちゅう合ってるのに何故今ここで!? と可笑しかったけど、その温かい心遣いが凄く嬉しかったです。 本当にありがとね。
そしてある意味、このお祝いプレートはグッドタイミングでもありました。
と言うのもこの時ちょうど 『su・te・ki ソウル雑貨』 の台湾翻訳版のオファーがあったところだったんです。 カフェ本の翻訳版が出た時もそうでしたが、私や実業之日本社さんはオファーを頂いた後OKを出すだけで後はノータッチなので、台湾でいつ発売されるかだとか どんな装丁になるのかなどは全く分かりません。
多分、本が仕上がったら何冊かは頂けるはずなので、それを楽しみに待ちたいと思います。 カフェ本の時はインクの色が濃すぎて写真のイメージがかなり違ってしまっていたので、今度はステキに仕上がるといいな…
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| 2012-10-04 00:00
| カフェ 弘大
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