安東&慶州2泊3日旅(2) とうとう自然の美しさに目覚めました、の陶山書院

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マンモス製菓店を出た後は、再び車に乗り込みます。

旅行の時は常に行き先は私任せのSYさん。 「次はどこへ行きたい?」 というので、インフォメーションセンターでもらったマップを見ながら 「有名だという陶山書院(도산서원)に行ってみたい」 とお願いしました。


駐車場前はこんな感じ。 すごい緑です! 038.gif (蚊の季節じゃなくて良かった〜)

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陶山書院については、釜山ナビさんのこちらのページや、コネストさんのこちらのページをご参考まで。 書院へのバスでの行き方なども書いてくださってます。

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まず、「陶山書院とは何か」 ですが、韓国史上最高の儒学者、退渓・李滉ゆかりの地なのだそう。

書院というのは、今でいう大学のような場所。 朝鮮時代の中期に設立された両班(ヤンバン=貴族)の子弟が儒学を学んだ私設の教育機関で、科挙の合格率が高い書院には人が大勢集まったのだとか。


李滉さん(1501~1570)は朱子学を大きく発展させた儒学者で、朝鮮史上の最高の学者だそう。 昔の1000ウォン札の裏面には、この陶山書院が印刷されていたようですが、現在のお札は違うみたいです。 (念の為、お札を出して確認した)

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両側に美しい緑の木を眺めながら、軽い坂道を上っていきます。 あー、本当に気持ちいい!

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上の方まで上ったところに、突然見晴らしの良い川が現れました。 洛東江(ナットンガン)というみたい。

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私の写真じゃ全く伝わってないと思いますが、水面がキラキラと輝いて、本当に心が洗われるよう…

下の写真に小さく人影が写ってますが、釣りをしている人もいました。 何か釣れたかな?

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川の向かい側の高台には人影がいっぱい。 あんなところまで行けるようになっていたとは!

SYが 「あそこ行ってみたい?」 というので、「さすがにあそこはいいや…」 と遠慮しておきました。

でも後で知ったのですが、この高台、ただの高台じゃありませんでした。 試士壇(シサダン)といって、地方の儒学者の士気を高めるために行われた試験の会場だったのだそう。 すごい場所で試験を行ったのですね!

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と、ここまでで私は十分満足してしまったのですが、ここからが本番。 旧1000ウォン札の裏面のデザインにもなった書院が見えてきました。

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書院の入口の右前にある古い松を見るのもお忘れなく。 樹齢数百年のこの松は、支えが無いと折れてしまいそうなほどの大木。 見ているだけでありがたい気持ちになってくるような老木でした。

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それでは早速中へ。 日差しがじりじりと照りつけて、この時点でかなり日焼けしてしまいました。

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中に入った途端、物凄い大きな花を付けた木がずらりと並んでいるのが見えて。 お客さん達は一斉に 「きれい!」 と言っていて私もそう思ったのだけど、よく見るとこの花、大きすぎて怖かった…

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できるだけ怖くない花を撮りましたが、花弁まで見えてるものは 結構怖かったです。。 花の直径はゆうに20センチは超えていたと思います。 毒々しい、なんて言ったら花が可哀相かもしれませんが…

何ていう花かご存知の方、いらっしゃいますか?

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こちらは宝物第210号であり、陶山書院の中心である建物、「典教堂(チョンギョダン)」。 完成は1574年。

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扁額は王・宣祖(ソンジョ) より下賜されたもので、当時の名筆・韓石峰(ハンソッポン)の自筆なんだそうです。

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私は屋根などのデザインや色彩に興味を持ちました。

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連休中とはいえ、週末ではなかったためか人がそんなに多くなくて幸いでした。 もしこれが人でごった返していたら、また違った印象を持ったかもしれません。

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ここはかつての書棚。 儒学の本などが大量に並んでいたのでしょうか。 この当時は当然印刷機などは無かったわけですから、書物も全部手書きで写していたはず…なんて昔の人のご苦労を思いながら眺めました。

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いつまでものんびり佇んでいたくなるような、不思議な場所でした。

(蛇足ですが、SYの洋服がいつも同じようなのは私のせいではありません。←誰も聞いてない。 生まれながらにして断捨離人間の彼、私が服を買ってあげようとすると 「持ってるからいらない」 と断固拒否するのです)

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思わず写真を撮ったこの素敵な建物は隴雲精舎。 隴雲精舎は、李滉に師事したソンビたちが寄宿する場所。 日本の茶室作りの様式にも影響を与えたそうです。 瓦の模様がいい感じ。

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安東にこんな素晴らしい建物があることは知らなかったし、こんなにも自然豊かで美しい場所だとも行くまで知らなかったのですが、とにかく心が洗われるような美しい場所で 大満足でした。

車が無いと個人で行くのは難しいのかな?と思ったのですが、駅からバスも出ているようですし、季節によっては安東を1日で周る日本語ツアーなどもあるようなので、ぜひぜひ行ってみてください!


安東の話題、まだまだ続きます。


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by yossy_kr | 2014-05-18 00:03 |     地方都市観光


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