安東&慶州2泊3日旅(6) 旅のハイライト・河回村の両班邸宅「北村宅」でステイ

e0166398_2161223.jpg


飛び飛びでの更新になってしまっている5月の安東・慶州旅行記の続きです。


タイトル通り、今回の旅のハイライトが「北村宅」でのステイでした。→ホームページ 後で知ったことですが、ヨン様が泊まったこともあるのだそう。 ファンの方には有名な場所だったのかもしれませんね。


私は韓国に住んでいるといってもあまり韓国に詳しくないし、SY(夫)は旅行でも何でも全部私に任せきりの人なので、宿は一から検索して探しました。

便利だったのが、韓国観光公社さんの宿泊検索のページ。 都市と宿タイプを選択して検索できるので、そこからいくつか気になる宿を絞り込み、各宿のHPを見たり、トリップアドバイザーのようなホテル予約サイトの口コミを見たり、個人のブログを検索したり。 こんな安東情報サイトも役立ちました。

ちなみに私達が泊まった部屋は一室20万ウォン、ひとりあたり10万ウォン(1万円)のお部屋でした。 予約は4ヶ月ぐらい前にしたと記憶していますが、繁忙期は早め早めに予約した方がいいでしょう。

e0166398_2161996.jpg


北村宅は本当に素晴らしい宿だったので色々書きたいことはあるのですが、お蔵入りにしてしまう前に、とにかく写真だけでもUPしてしまおうと思います。 何とこの記事だけでも写真が40枚ほどあるのです、、



色々順不同になってしまいますが、まずは朝食の様子から。

朝食は本宅とは別の場所で頂きました。 北村宅では建物保護のため、火を使って料理を出すことが出来ないのだそうです。 器も美しい真鍮だったし、おかずもどれも美味しかったです。

e0166398_2162711.jpg


朝食の後、私たちはそのまま村の中を散歩して周ったのですが、宿に戻るとオーナーさんが 「邸宅内ツアー」をしていらっしゃいました。 私達は途中からの参加となりましたが、お話を聞いて改めて感激。 このツアーは必ず参加した方がいいと思います!

北村宅の価値が分からず泊まりに来たSYなどは、最初 「こんな古い家に泊まるだけで1泊20万ウォンなんて…」 とブーブー言っていたのですが、、オーナーさんのお話を伺ってから急に目を輝かせて 「韓国の歴史の一面が分かったし、本当に素晴らしかった」 と感激していました。

e0166398_2163494.jpg


歴史…と書きましたが、北村宅が出来たのは1795年だそう。 300年以上も前の建物です。 いわゆる両班(ヤンバン、貴族)の御宅ですね。

e0166398_2164151.jpg


メインの建物を中心に、いくつかの棟に分かれていて、それぞれに意味があるのですが…

詳しく調べて書こうとすると、また面倒になって記事をUPしたくなくなってしまうので、とりあえず写真だけ貼っておきます。 いろいろスミマセン。。

e0166398_2164943.jpg


e0166398_2165635.jpg


こんな古い御宅なのでトイレ・バスは全く期待していなかったのですが、さすがにここだけは近代化されていて快適でした。 かなりホッ。。 外観は昔のままですが、中に入るとちゃんとキレイになっています。

(ただし、夜は真っ暗になってしまうため、自分が泊まっている部屋からトイレに行くのは物凄く怖いです…)

e0166398_2171184.jpg


今でも現役で何かが漬けられているのでしょうか。

e0166398_2172037.jpg


ここは昔の調理場。 焚いた火の熱が床下に伝わり、いわゆるオンドルになっていたようです。

e0166398_217451.jpg


e0166398_2172769.jpg


石臼。 これでお米などを挽いていたのでしょう。

e0166398_2173513.jpg


メインの棟は共用スペースになっており、そこにあった古美術品に目を奪われました。 私はアジアのこういった古いものが大好きなのです… (とはいえ、全く知識はありませんが…)

e0166398_2174357.jpg


e0166398_2175017.jpg


テーブルの上を見たら、日本のテレビに出た時(?)の切抜きなどが置かれていました。

e0166398_217589.jpg


日本人のお客さんが書いたと思われる宿泊ノートを発見。 ほのぼのしたタッチの絵が素晴らしく、北村宅の雰囲気に合っていますよね。 私が癒されてしまいました。 絵心がある方が羨ましいです!

(自家用車が無いとなかなか来るのが大変な場所だと思うのですが、どうやっていらしたのか気になります)

e0166398_218266.jpg


コウモリは幸運のしるし。 ということで、枕にもコウモリの模様が。

e0166398_2183261.jpg


家具などにもさりげなくコウモリや蝶など、幸運を表わすモチーフが取り入れられています。
やっぱり良いですね~、李朝家具。(螺鈿などが入っていない、シンプルなものが好きです。)

e0166398_2183997.jpg


足の形にも注目。 byオーナーさん

e0166398_2184795.jpg


e0166398_2185526.jpg


この棒は、昔の「アイロン」。 これで濡れた着物を叩いてシワを伸ばしたそうです。

e0166398_219274.jpg


e0166398_219926.jpg


天井にコウモリの巣があるのだそう! オーナーさんは日本語はお出来になりませんが、「コウモリ」という単語だけはご存知でした。

e0166398_2191666.jpg


こちらの壁に掛かっているモチーフにも意味があったはずですが…忘れました。。

e0166398_2192331.jpg


家族写真が掛かっている壁の裏側が、オーナーさん達のお部屋になっているようです。

e0166398_2192981.jpg


木の継ぎ目の模様をきちんと合わせてあるのが、当時としては本当に素晴らしい技術だった… と説明してくださるオーナーさん。

e0166398_2193596.jpg


安東で造られた瓦。

e0166398_2194228.jpg


故・ノムヒョン大統領も北村宅を訪れたことがあるそうです。 メモリアルコーナーが作られていました。

e0166398_2194883.jpg


この隠れ部屋のような場所は、男女(親子含む?) が会うための部屋だったそう。 昔は男性と女性が生活する棟が完全に分かれていたため、このような小部屋が造られたのだとか。

e0166398_2195578.jpg


中はお酒が入っていたそう。 わざわざ扉を開けて見せてくださいました。 貴重なものなのだと思います。

e0166398_220212.jpg


樹齢300年だったか400年だったかの立派な木。

e0166398_2202111.jpg


屋根の向こうに見える建物は、歴代の長男だけが埋葬されている場所…だったと思います。

e0166398_2202977.jpg


ここは一族の中で未婚の女性のために家を建てようと計画された土地。 結局家は建たずに終わったそうですが。

e0166398_2203690.jpg


ぐねぐねっと曲がったこちらの木は、通称「河回松」…だったかな? 曲がった様子が、この村を流れる川に似ていることから付けられた名前だそうです。 こちらもやはり樹齢300年以上でした。

e0166398_2204351.jpg


不思議な場所に乗せられているソバンなどの家具。

e0166398_2205069.jpg


私達が泊まった部屋がこちら。 ↓

e0166398_2205687.jpg


窓みたいに見えますが、この障子を開けて中腰になり、よいしょっと中へ入るようになっています。

e0166398_221347.jpg


中はこんな感じ。 写真で見るとそんなに狭く感じないかもしれませんが、実際は思わず「えっ!?」と声が出てしまったぐらい狭く、布団を2つ敷いたらおしまいという感じでした。

e0166398_221966.jpg


SYは驚いてなかったところを見ると、彼にとっては珍しくない光景だったのかも。 (北村宅に入った時のSYの第一声が 「お祖父さんの家に来たみたい…」でしたので、昔の家はこんな造りが多かったのでしょう。)

古い韓屋に泊まるのだから当然かもしれませんが、部屋には鍵らしい鍵も付いていないし、こちらの御宅自体入ろうと思えば誰でも簡単に入れるような状況だったため、ちょっと怖いな…とも思いました。

e0166398_2211522.jpg


河回村の入口のお店で買った団扇、5000ウォン。 安東名産の韓紙で作られています。 きなしに買ったものでしたが、この夏、かなり役立ってくれました。 しっかりした紙で作られた団扇というのは、あおいだ時の風が全く違うものですね!

e0166398_2212224.jpg


説明書とポストカードも頂きました。

e0166398_2212947.jpg



オーナーさんは「日本人のお客さんも時々いらっしゃるけれど、私の説明が全て伝わっていないのが本当に残念だ」とおっしゃっていました。 私自身も全て理解できたわけではありませんでしたが、、やはりオーナーさんのお話を伺いながらお宅を拝見させて頂くと、感動が全く違うと思いました。

河回村へは日帰りのバスツアーもたくさん出ていますが、私自身の感想としては「ここは1泊してみなければ本当の良さは半分も分からない」。

夜のシーンと静まり返った空気の中で見る空とか、朝のキリッとした涼しい空気の中での散歩など、宿泊しなければ味わえない素晴らしさがたくさんあると思います。



北村宅は本当に素晴らしかったですが、村の中には 北村宅同様に価値のある宿泊施設や、気軽な民宿などもありますので、ぜひぜひチャンスがあれば一度は泊まりに行ってみてください。 強くオススメします~

(北村宅についても、現在はオーナーさんが御宅を宿泊施設として開放してくださってるので私達も泊まれますが、いつ突然やめてしまうかも分かりませんので… 行ける時に行く!が大事ですね。 ソウルのカフェと同じ!?)



人気ブログランキングへ ← 1日1回、ぽちっとクリックしていって頂けたら嬉しいです☆


●ブログに掲載した店舗情報は、あくまで その時点のものであることをご了承ください。(韓国は驚くほど移り変わりが激しいです)
●ブログ内の画像や文章の無断使用・転載を禁じます。 Copyright(c) yossy All rights reserved.

by yossy_kr | 2014-09-03 00:00 |     地方都市観光


2007年よりソウルで暮らすyossyの備忘録。ご連絡はツイッター(@yossywld)まで♪ instagram(@yossy_wld)もやってます。画像・文章の無断使用を禁じます。


by yossy

カテゴリ

カフェ 弘大
    梨泰院
    狎鴎亭・清潭洞
    カロスギル
    仁寺洞
    三清洞・北村
    景福宮
    付岩洞
    城北区
    明洞
    新村・梨大
    その他エリア
.
食  韓国料理
    和洋多国籍
.
楽  舞台・ミュージカル
    ミュージアム
    整理収納・インテリア
    雑貨・市場
    ソウル観光
    地方都市観光
    生活雑記
    日本帰省
.
他  ごあいさつ
    カメラ
    出版物

検索

以前の記事

2016年 04月
2016年 03月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
more...




海外旅行ブログ su・te・ki worldへ


各種ご連絡はtwitterまでお願いします




ブログランキング参加中




Copyright(c) yossy
All rights reserved






ブログジャンル

海外生活

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

人気ジャンル