スワロフスキー展 @大林美術館(デリム・ミュージアム)
前回からの続きです。 食後、そのまま歩いて大林美術館(デリムミュージアム)へ。
ここは、韓国の 「大林グループ」 という財閥の文化財団が1996年に設立した美術館です。 住宅街のような路地裏にひっそりとあるのですが、元々個人のお宅だった建物を美術館に改装したものなのだそうです。
その大林美術館では現在、スワロフスキー展を開催中。 2012年の11月頭から、今年2013年3月17日までなので、興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。
場所も場所だし、きっとアダルトな皆さんが少数居るぐらいだろうな…なんて思っていたのですが、とんでもない! 平日だというのに若い子がわんさかいてビックリしました。(大学が春休み中だからでしょうけど)
「フラッシュを使わなければ写真撮影OK」 という太っ腹ぶりなので、その辺も若い子達にはウケているのかもしれませんね。
ちなみに入場料は大人5000ウォンと、とってもお安くなっています。 この辺も、若い子には嬉しい要素ですよね。
私はカフェでコーヒー1杯券付き7000ウォンというチケットを購入しましたが、一緒に行った友達は 「入場3回+ジャズタイム入場券セットで1万ウォン」 というお得なチケットを買っていました♪ お客さんの誘致がとてもお上手な美術館です。 但し、友達が買った回数券はあらかじめインターネットで個人情報を色々と入力しておかなければなりません。
まずは2階のフロアから。 スワロフスキーの変遷のような感じで展示物が陳列されていました。 ワンフロアがあまり広くない美術館なので、あっという間に見終わります。
正直、1つ1つの展示物自体はそんなに凄いということは無くて (…と、素人の私には思えた。)、美術館全体をアートに見立てて そこにスワロフスキーを飾ってみました、全体の雰囲気をトータルでお楽しみ下さいね~ というような印象でした。
スワロフスキー、実は117年もの歴史を持つブランドなのだそうです。 今まであまり意識したことが無かったけれど、改めて聞くと凄いですよね~
会場には、スワロフスキーを用いたアクセサリーやバッグ、オートクチュールの洋服なども展示されていました。 ガラスの反射が凄いので、ぐっと距離を縮めて顔を近づけないとよく見えません。
今さらですが、スワロフスキーのアクセサリーって皆さんは持ってらっしゃいますか? 日本でも人気のブランドですから、持ってる方も結構多そうですよね。
私も頂き物がいくつかあるのですが、スワロフスキーって全体的にサイズもデザインも大振りなものが多く、少~し使い辛い印象があったんです…
でも、こうやって展覧会を見たりすると、「ああ、やっぱり良いな」 なんて見方が変わった気がしました。 単純! それはともかく、どんな物に対しても同じですが、持ち物に 「思い入れを持つ」 って大切なことですね。 これからは 「117年の歴史~」 と唱えながら(?)大切に使うことにします。
階段脇にはオシャレなカラーガラスがはめ込まれていました。 スワロフスキーの石と重なるととてもキレイ。
今回の展示には、韓国のアーティスト、チョン・ソヨンさん、Roll Sp!ikeさん、JOHさん等も参加していらっしゃるのですが、下の写真の星空を思わせる作品は、チョン・ソヨンさんの手によるものだそうです。 スワロフスキーを塩花に例えたものなのだとか。
個人的には、下の写真みたいなアクセサリー類の展示が一番楽しい…♪
ちょっとひと休み、のスペースも。
一番上の階には、光と映像で見せるスペースもありましたが、凡人の私にはこの空間の必要性は理解出来ませんでした。 もっと普通にスワロフスキーの作品を見たかったような。 (スミマセン…)
スワロフスキーを用いた、ヴァレンティノやヴィヴィアン・ウェストウッドなどのオートクチュールもありました。
感想を一言で言うと、「思ったよりあっけない」 でしたが、何せ5000ウォンという安さだし、景福宮の側の静かな住宅街の中でアートを愉しむ…というコンセプトは素晴らしいと思うので行って良かったと思いました。
特に私の場合、美術館というのは 「展示物そのものを楽しむ」 のはもちろんですが、実はそれ以上に 「その空間に身を置くことでリラックスする」 ことが重要なので… (←これは私のカフェに対する考え方と全く同じ… つまり、お茶やデザートの味も大切ですが、それ以上に 「空間が快適で自分の好みであるか」 の方に重きを置いています。)
1階のチケットオフィスの背後から外に出られるようになっており、キラキラしたキューブのような建物内でスワロフスキーの販売をしていました。(数はとても少なかったです)
自分では買わないと思うけど、誰かからプレゼントされたら嬉しいだろうなという感じのボールペン。
あ、書き忘れましたが、カウンターでお願いすると無料のロッカーを利用する事ができます。 大きい荷物は預かってもらった方が館内を歩き回るのにラクですものね☆
展示を見た後は、美術館から数十メートル離れた場所にあるカフェへ。 時間帯によってジャズなどを聴かせるミュージックスペースになるようで、私達が行った時はちょうど撤収作業中でした。
カフェ…といっても、売場は驚くぐらい小さなスペース。 種類も申し訳程度しか無いので、あまりお勧めしません。 私達はチケットにコーヒー券が付いたのを買ってしまっていたので、ここでお茶しましたが…
建物自体は凄く立派です。 イベントスペースとしての利用がメインの場所なのでしょうね。
室内には、美術館で展示されていたスワロフスキーの衣装やアクセサリーを身に付けた美しい女優さん (モデルさん?) の写真がいくつも飾ってありました。
こういった小さなミュージアムは一人では見つけられなかったと思うし、見つけたとしても実際に入るまではしなかったと思うので、今回友達に誘ってもらって行くことが出来、とても楽しかったです。 ありがとう♪ また面白そうな展示があれば一緒に行きましょうね。
まだ道路に雪が少し残っているものの、大分春の足音が聞こえてきたソウル。
私ももうすぐ新学期で、少々慌しい毎日を送っています。 でも、こんな時ほど平常心で、ですね。
今週もお互いに楽しくリラックスして過ごしましょう☆
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by yossy_kr
| 2013-02-24 22:33
| ミュージアム
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