意外な場所に素敵なテラスのあるカフェが♪ 国立民俗博物館 ~屋内編~
前回の記事の続きです。
思いがけず、屋外の昔懐かしい韓国の街並み再現を楽しんだ後は、ようやく目的地の国立民俗博物館へ。 こちらも入館無料です。 美術館や博物館が入館無料というのは本当に素晴らしいことですね。
ここ国立民俗博物館は1945年にオープンした、意外と歴史のある博物館。 韓国の歴史と国民の生活を見ることの出来る博物館です。
中に入ろうと思ったら… ん?? 建物の左脇に、何やら飛び出したスペースが。 あれってカフェじゃない? とカフェレーダーが発動…
とりあえず館内に入りましょう。
左手を見たら、やっぱりカフェ。
売場自体はそんなに大きく無くて、テイクアウトで注文してベンチで飲んでる人が多いようなドリンクスタンドだったのですが、背後のテラス席が凄く素敵で! 空いてる席もちらほらあったのに、お客さん達はなぜか屋外のベンチで飲んだりしていて勿体無い! さほど暑い日じゃなかったのに不思議です。
もちろん我々はテラス席へ。 カフェのことになると(諦めてるのか)何も言わず黙って付いてくるSYさんはエライ。 ありがとう〜
SYは毎度ブレないアイスアメリカーノを注文。 私は 「オミジャペチャ (五味子茶と梨をミックスしたもの)」 のアイスをオーダー。 あっさりしていて、とても美味しかったです。 ありそうな組み合わせだけど、私は初めてでした。
うちにはまだSYママお手製の五味子茶エキスがたくさん残っているので、今度うちでも梨をすって入れてみます。
天井には美しいシックな色合いの麻布が。
外から見るとこんな感じ。 市の中心部でも こんなに緑が残された場所もあるんですね。
(…というセリフ、最近の私のブログ記事に多い気がする)
私としては、なぜかイギリスの美術館を思い出してしまって 少しセンチメンタルな気持ちにもなりました。
屋外展示とカフェで十分満足したので 「もう帰ってもいいか」 ぐらいに思ってしまったのですが、一応室内展示も見なきゃと入ることに。
白磁の展示も少しありましたが、国立中央博物館の壮大な展示室を見てしまうと、全然比べ物になりません。 あちらは国宝や宝物レベルがバンバン置いてありますしね。
館内には韓国の歴史を辿るパネルや展示物が色々置いてあったのですが、私には全く響かず。 私は響かないものには徹底的に響かない人間なので、ほぼ素通り状態になり 「もう出て帰ろうかな」 と思い始めていたところ…
お、何だか面白そうな日用品が登場。
上の写真の左に写っているラジオに 「ラッキーゴールドスター(Lucky-Goldstar)」 と書かれていたのですが、SYが 「これ、今のLGの旧社名だよ!」 と嬉しそうに言うので、「うん、知ってるよ」 と言ったらがっかりしてました…
あ、出た。 韓国の国民的ゲーム、花札です。 最近SYのお祖母さん宅ではやらなくなったけど、以前はずいぶん親戚一同でヒートアップして遊んでました。 私も 「yossyは日本人なんだから花札をやりなさい」 と言われ、「日本ではヤ○ザさんのゲームです」 と拒否した記憶が… 既に懐かしい。
真鍮の器、好きです。 断捨離アンとしてはこれ以上食器を増やすわけにはいかないけれど、いつか手に入れたいもののひとつです。 (デパートとかで見るとバラ売りはしてなくてセット売りなんですよね。 南大門市場あたりだとバラで売ってるかな?)
ソバン(小盤)、一人用のお膳です。 私が韓国に関して一番最初に興味を持てたのが こういった韓国の家具だったのですが、今でも本当に好きで、見るたびにワクワクします。
我が家にも私が骨董街で買ったソバンがひとつあるのですが、丁重に扱う私に対し、SYやSYファミリー、そして稀に来るSYの友人たちの雑な扱いにヒヤヒヤします。。 外国人である私にとっては貴重な代物だけど、韓国の人達にとっては昔から当たり前のようにあった 「ごく普通の日用品」 なんでしょうね。
靴いろいろ。 つま先の感じとか、ちょっと中国っぽい?
キムチいろいろ。 手前の列の右から2番目、美味しそうで見入ってしまいました!
よく韓国の方から 「キムチや辛いものは大丈夫ですか?」 と聞かれるのですが、キムチに関しては韓国に来てから大好きになりました。 家では無くても大丈夫だけど、外食の時などはSYより私の方が食べるほどです。(辛味成分は必ず水で落としてから頂きます)
キレイな色合いの子供用韓服いろいろ。
何度か書いたことがあると思いますが、いまだに私、一度も韓服を着たことがありません。 義妹ヘランちゃんが結婚することになったら親族として着ようなんて考えていましたが、彼女も結婚する気配は無いし、、
さて。 今回の展示で私が一番衝撃を受けたのがこちらの展示です。↓
このお供え物の量!!
嫁としては、こんな量のお供え物を準備
今も法事の時などのたびに 「ずいぶん盛るね… ずいぶん作るね…」 と思ってしまうのですが、昔の方々に比べたら全然ということが分かりました。 昔のお嫁さん達、お疲れ様です!
さてさて。 展示物の最後になぜかアンドレ・キムさんの展示スペースが登場。 日本では知名度の低いアンドレ・キムさんですが、韓国では知らない人は居ないファッションデザイナーです。
アンドレさんのデザインする服のゴージャスさもインパクトが強いのですが、何よりご本人の風貌が物凄い衝撃です。 特に前髪が印象的で。 (ぜひ写真をググッて探してみてください。 ウィキはこちら)
以前も書いたと思いますが、SYと私はアンドレさんの生前に一度 ロッテホテルのロビーでお見かけしたことがあり… 背も高いしオーラも強いし 何より全身真っ白だしで、かなりの存在感でいらっしゃいました。
実は先月、SYが髪を切った際に このアンドレ・キムさんみたいな感じに仕上げられてしまい…
SYは顔周りも肉付きがいいので、まさしくアンドレ・キムさんになってしまいました。。
(ホンデの真ん中にある美容室で切ったのにこのザマって一体…)
家庭内で 「アンドレ・キム」「アンドレ・キム」 と連発していたところに このアンドレさん展示室だったため、妙にタイムリーでした。 引き寄せちゃった?
下の写真の全身白いお衣装が、アンドレさんご自身のお召し物です。
今ウィキペディアを見てみたら、白い服を着る理由としてアンドレさんは 「川端康成先生の 『雪国』 を読み感動を受けたからだ」 と語った、とありました。 本当ならスゴイですね。 知りませんでした。
アンドレ・キムのウェブサイトはこちら。
最終的には色々と楽しめた国立民族博物館でした。 個人的にはテラスでお茶もオススメです~
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by yossy_kr
| 2014-07-12 00:00
| ソウル観光
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