安東&慶州2泊3日旅(5) 想像以上に素晴らしかった両班の村・河回村へ
すっかり間が空いてしまいましたが…
5月に行った安東(アンドン)&慶州(キョンジュ)旅行の続きをUPしたいと思います。 いつものペースでダラダラ説明文を書いていたらUPする気力が失せてお蔵入りになってしまうことが予想されるため、、とにかく写真だけでもササッと上げてしまおうと思います!
さて。 とうとう今回の旅のハイライト、安東の河回村(ハフェマウル)へ到着しました。
河回村は韓国の貴族である両班(ヤンバン)の家屋が数多く保存されており、村全体が韓国の重要民俗文化財第122号に指定されています。 2010年には慶州市の良洞村とともにユネスコの世界遺産に登録されました。
保存地区ということで、夕方6時まで一般車両は入ることが出来ません。 日中、村の中へは指定バスが通っているので、自分の車は置いてバスに乗り換える必要があります。
私達は6時ギリギリに村に到着したため、少しだけ村の外の駐車場で待機し、6時過ぎに村に入りました。
今回宿泊した 「北村宅」 という御宅は予約の際に 「家の前に車を停められないから、村の中にある共同駐車場に停めてきて」 と言われたため、そこに車を停めて徒歩で移動しました。 10分近く歩いたかな?
(結局、私達以外の宿泊客は 北村宅の目の前に堂々と車を停めていて唖然としましたが…)
オレンジの模様みたいで可愛かった鉄柱。
一旦村に入ってしまうと見事に何もありません。 食事などは村の入口手前にあるお店で食べておかなければなりませんが、そこも早々にクローズしてしまいます。
仕方ないので、北村宅に荷物を置いた後、再度駐車場に戻って車に乗り、村の外の食堂へ行きました。 ガイドマップにも載っている 「自家製味噌作りで有名な店」 ですが、ご紹介したいクオリティでは無かったので店名は控えます。
サインがたくさんありました。
お店は物凄く広く、眺めは良かったです。
本当に普通すぎるお鍋で。。 韓牛ということで、お値段はそんなに安くなかったのに… 何というか、ここが有名なのは、この周辺に他にお店が無いからなんだろうなと理解しました。
河回村で宿泊される方は、安東市内で早めに夕飯を食べてからいらっしゃることをオススメします。
食事をし終わる頃にはすっかり真っ暗に。
車で河回村に入り、村の中の共同駐車場に車を停め、また徒歩で宿へ。
村の中には北村宅の他にもいっぱい宿泊施設があるというのに、広い共同駐車場に車を停めていたのは私達の他には1台しか無くて、本当に気持ち悪かったです。 「翌朝、車が無くなってたりしたらどうしよう」 と思ったりして…
こんな長閑な村で犯罪なんてあったら世も末だとは思いますが、そのぐらい夜は真っ暗で人もおらず、車もまばらで、田舎暮らしをしたことの無い私にはちょっとした恐怖でした。 5月でもそうだったので、真冬だったらもっと怖いだろうし、女性グループだけだったら (私なら)怖いです。
とにかく河回村に泊まるなら、「明るいうちに宿に入ってしまう」 のがポイントかと。
危機意識の薄いSYが 平然と車内にPCや小銭を放置しようとしたので、「ここがアメリカなら間違いなく翌朝には窓ガラス割られてるから!」 と注意したのですが、「こんな場所に泥棒なんか来ない」と返されて余分に疲れ。。
下の写真はシャッタースピードを相当下げて撮ってるのでかなり明るいですが、実際は真っ暗でした。
どのぐらい真っ暗だったかというと、人生で2度目の 「iPhoneの懐中電灯機能を使用」 したほどで。
(1度目はイギリスでのこちら)
足元が見えない怖さという以上に、時々すれ違う車に轢かれるんじゃないかという怖さがありました。 街灯もほとんど無いので、車から歩行者はほとんど見えないと思います。 車が来たら自分の身体を照らして「ここに居ますよ」アピール…
本当に 「真っ暗闇っていうのは こういう状態を言うんだな…」 という暗闇でした。 ある意味、楽しい。
この時点で午後9時ぐらいだったでしょうか。
宿の部屋にはテレビも無いし、というか布団以外なにも無いし、、普段では考えられませんが、この日は夜の9時過ぎには就寝しました。
そうそう。 トイレも部屋の外の小屋に移動しなければならないスタイルだったので、「どうか夜中にトイレに行きたくなったりしませんように!」 と願いながら寝ました。 昔は寝室に尿瓶的な壺を置いていたそうですが、納得です。 怖かった〜
(オバケが怖いとかでは無く、宿の敷地には外部から侵入者が余裕で入ってこられる状態だったので 物騒に感じて…)
夜は不便で怖かったものの、河回村ステイ自体は本当に素晴らしかったです! それを感じたのは爽やかな朝。 この村は宿泊しなければ、良さの半分も分からない場所だと思ったほどです。
続く~
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by yossy_kr
| 2014-08-02 00:00
| 地方都市観光
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