韓国版ミュージカル 「ジキル&ハイド」 をとうとうジョスンウさん版で
またまた間が空いてしまいました。。
ある程度ちゃんとした記事をUPしようと思うと 「もう今日は無理」 となってお蔵入りが多くなってしまうので、とりあえずいくつかエイッとUPしてしまおうと思います。
もう1ヶ月ほど前になりますが、「ジキル&ハイド」 をジョ・スンウさん版で観てきました。
ジキル博士の実験室がロビーに再現 ↓
こちらがジョ・スンウさん。 映画 「マラソン」 の俳優さんとして有名だそうですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか? (私はまだ観ていません…)
そのスンウさんはミュージカル版のジキル&ハイドが当たり役だそうで、彼の功績もあって韓国でジキハイは大ヒットしたのだとか。 主題歌は 特にミュージカルファンじゃない人でもかなりの確立で知っていますし、スンウさんが主役の公演は ほぼSOLD OUTでチケットを予約するのが困難だそうです。
ところで、ブログに書いたか忘れましたが、この春から私は勤務する大学を移りまして…
こう見えて毎日かなり忙しく、スンウさん版ジキハイは今回諦めなければならないと思っていたのですが、ちょうど新学期から数週間 面倒を見ていた日本からの教育実習生達が ミュージカルに興味があるとのことだったので、急遽チケットを予約して一緒に行くことにしたんです。
もう1ヶ月も前に観たものなので 記憶もかなり薄れつつあるのですが、感想をちらっとメモしておくと、「さすが評判なだけあってスンウさん版ジキハイはとても良かったけれど、期待していたほどではなかったかも…」。 ファンの方がいらっしゃったら申し訳ないです…
前評判が良すぎて、期待が高すぎたのだと思います。
最初に観たパク・ウンテさん版ジキハイにかなり衝撃を受けた後に観たせいもあって、思ったほどのインパクトは無かったのかもしれません。 もしこれが私にとって初のジキハイだったとしたら、また感想は違っていただろうと思います。
ちなみに、過去に何度もジキハイを観たことのある知人は、スンウさん版ジキハイを観て衝撃を受けたそうで、「やっぱりスンジキルは全然迫力が違った!」 とメッセージを送ってくれました。 やっぱり個人の好みがあるのかもしれませんね。 私はどうやらウンテさんの方が好みなのかもしれません。 よりドラマチックだったような。
イテウォンのブルースクエアでの公演は終わってしまったと思うのですが、お隣の京義道など地方都市での公演はまだ残っているようなので、今からでもぜひ観たいという方は検索してみてください。
さて。 ジキル&ハイドの公演があったのはイテウォンと書きましたが、劇場に入る前に 日本人実習生ちゃん達とイテウォン散策をしました。
一人は辛いものが苦手とのことだったので、イテウォン名物(?)の餃子屋さん、ジョニーダンプリングに連れて行き、軽くランチ。
まだ開演までに時間があったので、お気に入りのカフェ、ANDOへ。 いつ行っても良い雰囲気で落ち着きます。 それまで全く写真を撮ったりしなかった学生さん達も、この時ばかりは 「素敵です~」 と言って一生懸命写真を撮ってました♪
とても目立たない場所にあるだけに いつもお客さんが居なくて私にとっては有難いのだけど、潰れてしまったら困る…と思うので、イテウォンに行ったらぜひ皆さんも立ち寄ってあげてください!
店内の素敵家具は売り物になっているものも多く、よく見ると値札がぶら下がっていたりします。
ドリンク類は8000ウォンとか9000ウォンとか、かなりのお値段のものが多いのだけど… まぁ仕方ないかな、と思える説得力のあるカフェです。 (学生さんが気軽に…なタイプのカフェではないですね… )
新しい大学に移ったばかりなのに いきなり日本からの実習生をポーン!と任されてどうしようかと思ったけれど、今こうやって思い出してみたら結構楽しかったなと思います。 学生ちゃん達が素直で良い子達だったお陰も大きいけれど…
私自身、教師になるために必死で頑張っていた時のことを懐かしく思い出せたのも良かったです。
日本も新年度を迎えて今頃忙しく勉強に励んでいるかな?
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by yossy_kr
| 2015-04-23 00:00
| 楽 舞台・ミュージカル
マーク・ロスコの展覧会 @芸術の殿堂
「芸術の殿堂」 内にあるハンガラム美術館で現在開催中の展覧会、「マーク・ロスコ展」 に行ってきました。
3月の頭に職場前を歩いていたら、道路にポスターが貼ってあって知ったんです。 道路にポスター!?と思われるかもしれませんが、韓国では時々 「道路に」 チラシとかポスターとかがテープで貼られてたりするんですよね。
調べたところによると、今回の展覧会は世界で3箇所(オランダ・ハーグ、韓国・ソウル、アメリカ・ヒューストン)でしか開催されないとのこと。 外国搬出に厳しいアメリカのワシントン国立美術館が、室内補修工事をする関係で50点のロスコ作品を貸し出したことで実現したそうです。
それなら尚更 行ってみなければ、と。
こちらがハンガラム美術館。 前回は草間彌生展で訪れましたが、なかなか良い美術館です。
韓国でもロスコ展はかなり注目が高いようで、ずいぶん入場に並ぶこともあったようです。 できれば土日は避けて、平日に日中に行くのが良さそう。 今回私も運良く平日の日中に行けたのですが、混み過ぎず空きすぎずで良い感じでした。
こちらが展覧会紹介の動画。 ↓
草間彌生展の時と比べてしまうと、同じハンガラム美術館でも 「展示数が少ないな」 という感じは否めなかったのですが、空間の取り方などは とても好きでした。 壁が絵の色彩と合うグレーだったのも良かったです。
素人感想で恐縮ですが、ロスコの絵は単品で見るよりも、壁や部屋全体との調和で見たり、複数の絵が同じ空間にかかっていることで 魅力が増すように感じます。
そしたら、ロスコ自身も同じように思っていたのか、自分の作品を一箇所にまとめて展示することにこだわり続け、遺作についてもバラバラになることを拒否し続けたのだそうで。 なんというか、納得でした。
ロスコさんにはどう思われるか分かりませんが、今回私は展覧会を観ながら、ジミー大西展を観に行った時のことを思い出しました。 ジミーちゃんの作品も、単品でテレビか何かで見た時は 「ふーん」 ぐらいにしか思わなかったのに、まとめてダーッと展示されてるのを見た時は かなり感動して…
館内は撮影禁止だったのですが、さすがは韓国。 撮影部屋が用意されており、この真っ赤な一枚だけは一眼レフ以外での撮影が可能になっていました。 携帯電話で撮ってSNSて宣伝してね~ということなのでしょう。
真っ赤なキャンバス… 見方によっては かなり怖いですよね。
途中で学芸員さんらしき人がガイドツアーをしに入ってきたので聞いていたら、この絵は見る人によって解釈が変わるのだそう。 この絵を血と見る人もいる… という話でしたが、ロスコ自身が自殺によって亡くなっていることを考えると、ますますそう見えてきてしまいます。
展示数は割と少な目なので、見る時間はせいぜい30分程度。 私にしては珍しく、途中でまた戻ったりしながらゆっくり見たのですが、それでもあっという間な感じでした。 寝不足で疲れている時だったので、ちょうど良い感じではありましたが。
芸術の殿堂のメインホールに戻り、バウハウスという名のオシャレなカフェで ひと息。
今回のお目当てだった(?) ロスコのポスターも2枚買いました。 1枚1万ウォン(1000円)。
昔、ロンドンのテートモダンでもロスコのポスターを買ったことがあったのですが、サイズが小さくて後悔したため、今回は絶対大きめサイズのを買おうと思っていたのです。 早いうちに額装しに行かねば。
上にも書いたように、この展覧会は絵を単品で見るというより 部屋全体の雰囲気と共に楽しんだ方が良いと思うので、あまり混雑していない平日の日中に行くのがオススメです。
6月末まで開催されているので、興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。 チケットは15,000ウォンです。
話は変わりますが。
地球の歩き方ムックの 「ソウルランキング&丸得テクニック237」 というガイドブックに、オススメのお店を紹介させて頂きました。
どこかにちらっと協力者として名前を記載して頂ける程度だろうと思ったら、結構ちゃんと載せてくださってるようですので、ウォーリーを探せ感覚でチェックしてみてください。
この表紙、どこかで見たことあると思って家の本棚を探してみたら、これのハワイ版を持ってました。
私は自他共に認める 「常夏の島が似合わない人間」ですが、夫がずっとハワイに行きたがっていたため 今年はいっしょに行けたらいいなぁと思ってガイドブックを買っておいたんです。
でも何となく まだ飛行機は予約しない方が良い気がしてためらっていたところ、やっぱり予約しないで正解だったという自体に陥ってしまいました。
なんとSYさん、海外赴任決定。。。
今年もなんだか引き続きバタバタしそうな我が家です。
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by yossy_kr
| 2015-04-04 00:00
| ミュージアム
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